備忘録

備忘録をかねたアウトプット

痩せ信仰

幼少期、まだ父親の膝に座るくらい小さい時に父から

「重い重すぎる名前あおいじゃなくておもいってつければ良かった」

と言われてから私の過度な痩せ信仰は始まっている。

 

重いから食べちゃいけないんだこれ以上大きくなっては行けないんだと思って箸を置けば母から罵声が飛んでくるのでいやいや飲み込んだ。

その癖食べればそんなに食べるの?もっと食べないと思ったのにとかなんとか言うから

食べたらいいのか食べなければいいのか本当に分からない今も分からない。

 

小学校2年生の時熱で学校を休んで寝ていたとき、普通に出してくれたご飯を全部食べたら担任からかかってきた電話で母がそれを伝えたらしく、担任が「あおいからそれをとったらなにが残るんですか!」だそうです。

 

私はそんなに食うしか取り柄がない豚に思われていたのか、死ぬほどショックだった。食うことしか取り柄ない出来損ない。

食材に感謝云々教育されていたから完食していた給食ももう食べら無くなった。むりだった。

記録がついて記憶が定かなのが小3のダイエットだった。食べると卑しい汚い豚だと思われてしまうし食べないと起こられるから風呂とトイレで食べたものを戻していた。今の今まで続く過食嘔吐の始まりでした。

 

食べる量を減らしたり運動したりすると両親が何?ダイエットでもしてんの?(笑)って言うのが死ぬほど嫌だった。本当に嫌だった。ダイエットしてんのにそんなに太ってるの?って思われたくなかった。

 

小6の冬忘れてしまったけど何かのストレスで毎日暴飲暴食で激太りして中学生まるまるでぶでいじめをうけました。

 

当時ジャージは下はハーフパンツ上が長袖スタイルが絶対。冬は下がウィンドブレーカー。それ以外着てるやつはダサすきな風潮で、ハーフパンツ履いてたら足太すぎなのによく履けるよねって指さして笑ってた。笑ってた私の事。デブがうつるって言ってた、

 

中二の頃全く食べれなくなって2週間で14キロ痩せたけどすぐデブに元通り。あのまま痩せていたかった。

 

ことある事に足が太い私にママが象の足みたいって笑うから足が嫌いだった象だった。象みたいに足首がない。

 

高二の時隣の席になった嫌いなデブがほんとうに無理で、食べたらこうなるんだと思って学校にいる間お茶以外口に出来なくなって4キロ痩せた。

そのまま席替えしても痩せて痩せて結構一番重かった時より10キロ痩せた頃ママからあんまりやせすぎも良くないよって言われた。

どの口が言ってんだ。

 

増えたり減ったりしたけどさほど増減なく終わった高校生活でした。

 

大学入った直後ストレスで食べれなくて人生で1番痩せた。

その後すぐに食べるしかストレスの矛先がなくて食べて食べて家の食べ物がなくなったらコンビニに走ってひたすら食べて、5キロ増えた。5キロ(笑)

 

 

さすがに痩せなきゃと思ってもそもそダイエットして3キロ戻してまた少し太って。

 

最近また食べれなくなって2キロほど落ちて、高校の時のヤバい太ったかもくらいまでは体型も体重も戻った。

 

 

毎日痩せたい、食べたい、痩せたいの繰り返し。

私の中でたくさん食べるのは卑しくてきたない。沢山食べて太るのは傲慢で怠惰だから。太るのが怖すぎる。

同時に自分より太ってる人に嫌悪感を感じるし、痩せてる人には劣等感。

 

1グラムでも痩せなきゃと思いながらもお腹いっぱい、目の前にあるもの全て自分一人で食べ尽くしたい衝動が抑えきれない。食べ尽くしたい。

人といるうちは理性が勝ってセーブできゆのに、人が寝静まった夜中電気もつけずにこそこそ食べ物を探し回っている。一人暮らししていても。

 

こんなにも食べることと体型と体重に囚われて生きていて楽しいはずがない。

 

食べることが汚いと思っているから人とご飯行くのも苦痛で仕方ない。汚いところを人に見せたくない。気が気じゃない。今変な顔してないか、口についてないか、そんなに食べるの?って思われてないか。嫌すぎて味がしない。

 

早くこんなこと辞めたい。太っててもいいから楽しくみんなとご飯が食べれて幸せに生きられるようになりたいと心から思っているのに、口に出す言葉は早く死んで骨になりたい。

死んで骨になって私をデブだと言った全員に痩せてるね軽いねって言わせたい