備忘録

備忘録をかねたアウトプット

希望を何と仮定するか

希望を何と仮定して未来を求めるのか。

 

私と彼氏の1番大きな共通点は、子どもと食べ物の力を信じている事だと思う。

 

彼氏は学生時代保育を学び、ひょんなことから今はイタリアンレストランでクレープを焼いている。

 

そもそも我々の出会いは当時彼氏が社員をしていたバーに私がバイトとして働いていたことであって、繋がりは飯屋から始まっている。

 

まさかまかないを食わせてもらっていた私が毎日食卓に飯をあてがう立場になろうとは誰が考えましたでしょうか。面白

 

彼氏は毎日20時間くらい労働させられても、連勤が20日になろうとも今日のしんどかったことの次には今日いた嬉しいお客さんの話をしてくれる。

酔った顔で言う。俺の作ったものを何千人の人が食って、そのうち何人かだけでも美味しかったです、また来ますって言ってくれる経験ってほんとすげえと思う。

 

 

仕事に誇りを持つってこういうことなんだろうな。

 

 

私は食事虐待をされていたせいで食と飯に対して異様な執着がある。その経験があるからこそ人の人生において飯がどれだけ大切なのかを問う。

飲食店バイトで得られた人のためにご飯を作るという経験。私の作ったものにお金を払う人がいる。すげえなあ、

 

昔から人にご飯を食べさせるのが趣味だった。それが毎日ご飯を食べさせる人ができて趣味から日常になった。人に食べさせるご飯を作っている間は楽しい。

作ったものが食べてもらえるだけで心が本当に満たされる。美味しいって言わなくても口に入るだけで嬉しいのに彼は美味しいありがとうねって言いながら食べます。私の支え

 

 

 

あとは多分子どもが純粋に好きなんだと思う。子どもっていうか、小さい人が奇っ怪な行動をとるのがひたすらに面白い感じ。

 

私のように歪んだ目で子どもをみていない。ガキが嫌いなのにわざわざ子どもしかいない職場を選ぶような思想のねじ曲がった人間とは違う。

 

彼は根本として子どもが好きで、その子どもの未来に価値を感じている。

私も子どもの未来に価値があると考えているから子どもに関わる仕事をしている。

 

 

 

 

私と彼は、社会人が職場の未成年大学生バイトに手を出すという人聞きの悪い出会いで始まりましたが、今や親に挨拶し一緒に家を借りています。

 

ただのバイトと社員がこんなになったのって、人生で芯にしてるところが似ていたからなのかな。

他にもアニメが好きとか、インドアとか共通点はたくさんあるし、もちろん価値観の違いもある。

 

それでももう一年半以上一緒に住めているのは大事にしたいものが一緒だからで、これからを考えられるのは人生設計において中心にしたいものが同じだから。そうおもう。思いたい。

 

 

価値感が違うのは当たり前。恋人といえど他人なので、他人からさらにステップアップ(?)しそうな出来事があったので記録しておきます。

 

ギャン泣きして発作でヒィヒィ言いながら、こんなの辞めたい別れたいと泣く私に『結婚しようとおもってる』でした。

いつになるかは内緒だけどね。

いつもの優しい顔でした。

 

ほぼ無職キモオタ病気メンヘラブスのわたしにも幸せな未来ってありうるのかなあ、希望でした。

もし我々の未来があるとすれば、そこにある希望はきっとこどもたちとおいしいごはんなんだろうな。

 

 

 

余談ですが、

高校時代の親友とよく電話をする。気仙沼市でおもしれーことしてぇーなんて冗談だったけど、BARがやりたい。って

子連れでいいバーが出来たら面白いよね。だって。完全な冗談だったけどそれを実現しちゃうのが気仙沼なんだよなあと思った。