備忘録

備忘録をかねたアウトプット

愛故に

彼氏宅の引越しは完全に終わり、私の家から最低限のものを持ち新居へ移り住んだわけですが、新居の片付けがあまりにも嫌すぎるのでこの文を書いています。

 

今日は旧宅から必要なものを運び、銀行へお使いに行き、ホームセンターで洗濯機の排水の管を買わなきゃ行けんのですが、まだお布団に居ます。

 

私がこの人と住みたいなと思った理由だけ記録しておきます。

 

いちばん身近な夫婦はもちろん父と母だったわけだけど、気づいたらいつも罵りあっていて殺す死ねばいいのにとか、愛想が尽きたとかしか口から出ませんが、いざと言う時お互いをかばい合う。

何故ですか。結婚して20年と少し添い遂げあった情なのか、それとも普段が照れ隠しに似たなにかなのか。

 

 

大好きなもつ鍋やのお母さんは去年旦那さんに先立たれてしまった。私があと数ヶ月早く彼氏と付き合っていれば会えたのに、と彼氏とお母さんから100万回聞いた。私とあわせたかった。と

お母さん、旦那さんのこと大好きだったんだなと感じるエピソードは沢山聞かされたけど、それでもこのクソ男殺してやろうかと思うことも多々あったらしい。こんなに仲良さそうで幸せに満ち満ちて居そうな家族でもあるのか。そういうことは。

 

結婚とは、家族になるとは、ただ単に好きだから、の綺麗事ひとつでは無いらしい。

最近の私の結婚観を構成している主になる説。

 

両親ともつ鍋屋夫婦は対局の関係のように見えるけど、両方結婚数十年、子どももほぼ1人前にした夫婦であり父と母であって

私のような小娘には到底理解できない山も谷も越えて来たんだろうな。

 

 

彼氏は私の躁鬱病も面倒すぎる性格も全て受け入れ対応し、泣きじゃくる私を抱きしめる。

どのくらい彼が私に本心を見せているか計る術はないけど、仕事に疲れて酒を浴びる程のみ、泥酔した彼のためにソファをあけシーツをひき、布団をかける。

 

 

夢と現実の狭間をさ迷いながらお互いに布団がかかってないことに気づいて布団を掛け合う。相手に布団を全部あげて自分は毛布1枚で寝る。これが愛か、愛だろう。

自分の髪を乾かしている途中でも、彼が風呂から上がったから髪を乾かしてあげる。

 

自分になんの負債も感じないまま相手を優先して尽くしたいと思う気持ちが愛なきがする。今は。

子が親に尽くす心理も似た者を感じる。

 

 

お互いもう可愛いところだけじゃないのを知ってしまっているのに、可愛いところを可愛いと認め、愛せる、

この人と一緒に住みたいと思った理由。

 

そろそろ起きるぞ。 11時46分