備忘録

備忘録をかねたアウトプット

紙一重

馬鹿と何とかは紙一重って言いますよね。私は後者になりたい。

 

帰りの車でおさつプリッツに夢中になっていたら読みかけの本を車に忘れてきてしまってとても悲しい。あとちょっとで読み終わるところだったのに。

 

 

それが普通だと思っていたけど最近どうにも伝わらなくて自分が特異だと気づいたことがある。

 

 

みんながみんな頭の中で動画が作れるわけじゃないらしい。

 

少し前に夢を見た話をされた。

明晰夢までは行かずとも夢だ、って気づいた夢の話。

その人は夢に出てくるカラーバリエーションが少ない。基本的にいつも同じような色で白黒に近いらしい。

 

 

私もよく明晰夢を見る。

夢の中で夢だと気づきながらもああしようこうしようって夢をやり直したりできるときもある。

 

夢だと気づきながらも自分で操っているせいかとてもよく覚えていて、

たまに夢だったのか現実だったのか分からなくなってしまう。

 

幼少期の記憶をたどってままにこんなことあったよね、っていっても通じない場合が多々ある。たぶんそれは夢らしい。

 

 

本を“読む”っていう感覚が余り無い。

本が勝手にテープレコーダーみたいに読み聞かせしてくれる。

よく本が想像していた声と違う声でびっくりする。未だにこの話に共感してもらえたことがない。

 

字しかない本だとしても本に読み聞かせをしてもらいながら頭の中で動画が流れる。

 

多分その動画は自分の解釈でしかないからあとから物語の映画なりなんなりを見て全然構図が違ってかゆい。

 

物語の出ない場合基本的に著者の声を勝手に想像して喋ってもらっているので本人と会ったりテレビにでているのを見てすごく頭の中が噛み合わない気持ちになってしまう。

 

 

勝手にしゃべってくれるので読むのがとてつもなくはやい(らしい)

 

この前エムズに行った時に「本読むのはやい人は内容を理解していない」って言われてしまった。

 

どうなんだろうか。

別に内容を覚えていない訳では無い。それなりに書いてあったことは覚えているし、もう1回面白かったら読むし、面白くなかったら読まない。

 

たぶん普通に読むより音声として頭に残るからただ読むのがはやい人より覚えていられるのかもしれない。

 

誰かに読み聞かせしてもらっている、ということは私は本当は本が読めないのかもしれない。

 

文字が映像に勝手になってくれるから、本当は文が読めていないのかもしれない。

 

 

少し前にTwitterでそこそこバズっていた、鉄塔が縄跳びしている動画がある。それを見て勝手に頭の中でドシンドシンってきこえないひとときこえるひとがなんちゃら~みたいな。

私は後者だったけど、詳細についてあんまりおぼえてない。動画が面白いからぜひ調べて欲しい。

 

 

なんでもない所に音声と動きをつけるのが得意かもしれない。

 

今日、読んでいた本の紙がそろっていなくて(新書にありがちな紙のずれ)それがとても嫌で

「これジャギジャギなのちょういや。」

っていったら凸凹だよ、、って言われた。

 

擬音がほかの人と少し違う自覚はあるけど、そんなにジャキジャギだめすか?ジャギジャギしてないすか? 

ジャギジャギだと思うんだけどなあ、、

 

 

 

これを読んでいるような方は深テンが何かをご存知でしょうか。

へんな高校生とそこのOBOGが集まってたまに電話してたりする変なグループです。

 

そのグループ内に現実の二次創作的なメンバーを登場人物とする、続きもののssがある。

 

もうしばらく長いことやってて、メインストーリーを書いてるのは別の人だけど、私もサイドサトーリーとしていくつかssを書いている。

 

その書き方の話になった。

このセリフをこの人に言わせたいがためにストーリーを考えるタイプ

オチから先に考えるタイプ

描きたい内容が先に浮かんでそれに肉付けするタイプ

 

私は簡単な場面と登場人物をきめたら、あとはみんなが勝手にしゃべってくれるタイプ

 

お恥ずかしいことに昔某小説サイトでイキリ倒していた時代があった。

その時も勝手に登場人物が喋っていてくれたような気がする。

 

確かに展開を考えるために動向は考えるけど、基本的には喋ってくれたことを文字に起こしているだけ。

どなたでもいいので共感者が欲しい。

 

私の頭には小人が住んでいるんでしょうか。 

 

私の頭に住んでいるあなたと、ほんとうのあなたが食い違っていたらとても申し訳ない。勝手にキャラが独り歩きしてしまわないように、ちゃんと僕はこれが好きです。私はこれが嫌いですって教えて欲しいです。

 

 

 

なんの話しをしたかったのかと言うと、誰かに私は他の人と違いますか?と問いたい。

 

共感者を得ることが出来ていない事の方が多くて、

それは単に私が関わっている人が狭いだけなのかもしれない。

 

これを読んでいる人で共感してくれる人がいたら、その人について分析すると、それは私を見つめ直すことにもなるのかもしれない。

 

 

東京に行った時にデザイナーさんの家にお邪魔させてもらった。

その時にジャンプする鉄塔の動画を見せたら音がすると言っていた。

 

どういう人が音がするとかは忘れてしまったけど何となくわかる気がする。

 

 

頭の中で想像した出来事は動画になる。

妄想癖があるのは単に妄想が具体的に捗りすぎるから?

 

 

思ったより多くの人から共感が得られて、私が普遍に埋もれるならそれより嬉しいことはないと思う。

 

変な人なら変な人なりの生き方があると最近思って開き直り始めてはいるけど、

世界が狭いくせに変な人だと自分を決めつけて生きたくは無い。

 

普通だとしても、その普遍に埋もれてしまわない個性を自分で見いだしたいと思う。

 

なんとかとなんとかの紙の表と裏にある人達は、絶対にその普通の型にはハマらなかった人なんだろうな。

 

 

 

普通なら普通なりに変なことをしたいし

変な人なら変な人なりに後者だと呼ばれるように生きたい。