備忘録

備忘録をかねたアウトプット

少年漫画の主人公はたいていクズ

私は主人公にはなれないし勇者にはなれないし入りたての部活でキャプテンにもなれない。

 

あいつは勇者だったし主人公だったしキャプテンだった。

 

 

 

 

物語の主人公っていうのはなにか天武の才能をもってるか努力の天才である。

 

少年漫画の主人公は前者に多くて後者は少女漫画に多い。

 

天賦の才の代償とまでは行かないけど、大抵の主人公はクズだ。

無鉄砲で無計画で自信過剰で支離滅裂。視野は狭いし固定観念でガチガチなんてよくある。

 

少年漫画でかっこよく描かれているからスーパーな高校生中学生に見えるだけでたぶん現実にいたらうざいってことを考え直してほしい。

 

ワンピースのルフィも、ポケモンのサトシも、イナズマイレブン円堂守松風天馬も、ハイキュー!!の日向翔陽も、銀魂坂田銀時も、

友達にはなれる気がしない。

 

 

たいてい序盤はそいつの類まれなる腕力やらガッツやらでストーリーは進む。スライムみたいなザコキャラとか、道端でバトル仕掛けてくるような短パン小僧に負けることってそうそうない。

 

 

けど、途中でどうしても勝てなくなる時が来る。

もう腕力だけじゃかなわない敵がくる。

 

イナズマイレブンすきだからイナズマイレブンの話をするけど、

底抜けに明るい主人公円堂守でさえ途中で心が折れて何日もボールに触れてない時だってあった。

 

サトシだってそんな時があった気がしなくもない。ポケモンガチじゃないからわかんないけど。

 

 

エストのとちゅうで腕力じゃなく魔法がなきゃ勝てない相手がいる。

今まで見向きもしなかった仲間たちが敵と戦う時がくる。

 

バカな主人公のまわりには属性の違うなかまたちがいっぱいいる。

そいつがバカだってことは多分よく知ってる。

でもそばに居る。

 

バカで無鉄砲で無計画で自信過剰で支離滅裂でなかまたちをどんなにふりまわしたとしても

なかまたちは離れていかないのがセオリー

 

途中挫折した主人公はなかまたちに申し訳なかったり、嫌われたと思って勝手に落ち込むけど、本当に勝手なんだよなあ。

 

 

なかまたちは離れてっているわけじゃなくて、主人公が勝手に目つぶって見えなくしてるだけ。

もう目開けたらいるんだよ。

 

 

いつも遅い。

いつも遅すぎる。

 

そうやっていい所だけ持っていくのが、主人公でしょ?

 

 

ラスボスは魔法だけじゃ勝てない。

 

おっせんだよに対して、悪びれもせずわりぃだけで済ませるのは他のやつに許されたことじゃない。

 

 

 

主人公がいなくなったら主人公のイスはあいたまんま。あいたまんまでも物語は進める。進めるけど、ラスボスには勝てないよね。お前がいないと。

 

 

とっっっっぅてもみんなイライラしたしたくさんたくさん泣いたうえでのおかえり。

 

ただいまの声が小さいですけど、

やる気ある?