鏡
村上春樹の鏡っていう小説。
現代文AとBを同時に履修するカリキュラムが解せないけどやってます。
Aのほうで村上春樹の鏡をやってます。ああ村上春樹がきらいだ。
村上春樹って大好きか無理かの2択ですよね。私は後者です。
百物語ななにかをやってて主人公の番になる。中学校の夜警をやっている主人公がある夜、廊下で鏡を見つける。どうやら鏡の中の自分は自分ではなくて、自分を恨んでいるみたいだった。鏡の像に支配されそうになってめちゃくちゃに逃げた。怖いって話。
その鏡に映ったのは、自分の知らない自分。
自分自身の無意識の中の負の自分。
過去の押し込めてきた自分。
後ろめたい自分。
意識していないところで負い目を感じているみたいな、そう、精神分析学者フロイトの防御規制の抑圧で無意識の中に押し込めた自分。
それが鏡にうったみたいな物語らしい。
お前には何が映る?って聞かれていた。
たぶん答えられたものは映らないんだろうな。
答えられなかったというからありのままが映る気がした。
わかっている。十分わかっているつもりだ
自分がそんなにできるやつだと思っていないしいいやつだとも思っていない。
逆にいい自分が映るのかもしれない。
村上春樹の書き方嫌いでわかりづらいし、センセーもなんだかあいまいでテキトーなので真意がわからない。
結局鏡に映ったのは何?
私は選ばれなかった自分だと思った。鏡の世界。つまり真逆の世界。選択によっては全く別の自分になっていたかもしれない。パラレルワールドの自分。
時空越えるサッカーアニメが好きで見ていました。それも、いっぱいパラレルワールドがあるけど、最終的には統一される。統一のための支配だったんじゃないか。
小説とても難しいです。
間違いだと言われても納得出来ないことが多い。
その点評論はパキパキしているしきちんと首長があるからすき。
娯楽として読むなら小説をだらだら読みたいけど、テストはかんべんしてほしい。